デザート公式X(旧Twitter)アカウントが発表したもので、最終となる第45話は2026年10月23日発売の「デザート」12月号に掲載される予定。単行本は2026年9月11日に第11巻が発売されたばかりで、シリーズ累計発行部数は820万部を突破している。

2020年から続いた学園ロマンスの6年間

『麗しの宵の月』は、山森みかが2020年7月より「デザート」(講談社)で連載をスタートさせた作品。主人公の女子高生・柚木夕子が、「月のような男」と呼ばれる端正な顔立ちの同級生・暁月晴彦と距離を縮めていく、胸がじんわりと温かくなる青春ラブストーリーだ。透明感あふれる絵柄と、丁寧に積み上げられた感情描写が読者の心をつかみ、少女マンガ誌の中でも安定した人気を誇り続けてきた。

820万部超えの人気作がついに完結

累計820万部という数字は、少女マンガとして決して小さくない規模だ。山森みかといえば、以前の連載作『たいようのいえ』や『ストロボ・エッジ』でも根強いファンを持つ実力派作家。『麗しの宵の月』でもその持ち味である静謐な空気感と繊細な心理描写を存分に発揮し、読者を物語の世界へ引き込んできた。

原作ファンにとっては、夕子と晴彦の関係がどのような形で結実するのか、最終話の内容が最大の関心事となるだろう。これまでの積み重ねを考えると、派手な展開よりも余韻を大切にした締めくくりが予想されるが、それこそがこの作品らしさでもある。単行本派の読者にとっては、最終巻の刊行スケジュールも気になるところで、今後の講談社からの続報に注目したい。