呪術廻戦 第3期の第12話「仙台コロニー」の予告映像とあらすじが公開された。第1部の締めくくりとなるこのエピソードは、通常回より長い27分の拡大スペシャルとして放送される。

第12話では、仙台コロニーに乗り込んだ乙骨憂太が、羽場のデッドロック状態を崩したことで目覚めた呪霊・黒鷲と対峙する展開が描かれる。さらに、そのデッドロックに加わっていた石荒龍と裏梅も状況を見守る中、過去の呪術師たちと特級呪霊が絡み合う激闘がどう決着するのかが見どころだ。予告映像もすでに公開されており、戦闘シーンの迫力はすでに多くのファンの期待を高めている。

呪術廻戦は、芥見下々による同名漫画を原作としたアクション・超自然系アニメ。人間の負の感情から生まれる「呪い」と呼ばれる存在に立ち向かう呪術師たちの戦いを描いた作品で、主人公・虎杖悠仁が特級呪物「両面宿儺の指」を飲み込んだことで呪術の世界に巻き込まれていくところから物語が始まる。原作漫画は2018年3月から連載が開始され、2024年9月30日に全30巻で完結している。

今シーズンはスタジオMAPPAが引き続きアニメーションを担当し、五条悟を失った後の「死滅回游」編を映像化している。監督は後薗翔太が務めており、第1期・第2期・劇場版を手がけてきたMAPPAが今作でも高いクオリティを維持していることは、今週の週間ランキング4度目の首位獲得という数字にも表れている。

注目すべきは、今回の第12話が単なるシーズン折り返し点ではなく、乙骨憂太というキャラクターの存在感を改めて示す重要な回だという点だ。乙骨は「現代最強の術師、五条悟に次ぐ天才」と評されながらも、第3期に入るまでその実力が本格的に描かれる機会は限られていた。原作ファンからすれば、この仙台コロニーのバトルは「乙骨の強さを存分に見せてくれる場面」として期待値が高く、アニメがどこまで映像で表現してくれるかが最大の注目ポイントとなっている。

また、原作漫画がすでに完結しているという事実も、今後のアニメ展開を考える上で重要な要素だ。死滅回游編以降の物語は原作で描かれており、アニメがどこまで続くのか、またどのような形で完結を迎えるのかというロードマップが、第1部フィナーレを機に明らかになってくることも期待される。

第12話は3月26日配信予定。第1部の締めくくりにふさわしい一戦の行方とともに、第2部以降の続報にも注目しておきたい。