白泉社が発行するマンガ誌「楽園 Le Paradis(ル パラディ)」の最後となるWeb増刊が、2026年3月26日より配信を開始した。今回は通常より1カ月長い期間が設けられており、5月末まで連日更新が続く予定だ。
Web増刊へのアクセスは、楽園公式サイトのトップページに掲載されているpanpanyaのイラストから行える。最後の増刊にふさわしく、ビジュアル面でも同誌らしい独特の雰囲気が漂っている。
「楽園 Le Paradis」は白泉社が刊行してきたマンガ誌で、独自の作風を持つ作家たちの作品を数多く掲載してきた。個性派ぞろいの誌面が熱心な読者に支持され続けてきたが、2026年2月発売の第50号をもって紙媒体としての歴史に幕を下ろしていた。
号数がちょうど50号という節目での終刊は、長年支えてきたファンにとっても感慨深いものがあっただろう。そして今回のWeb増刊は、その余韻を丁寧につなぐ形で用意された、読者へのいわば最後の贈り物といえる。
通常のWeb増刊より1カ月長く期間を設けたという判断には、編集部の誌面への愛着と、読者への誠実な向き合い方が感じられる。連日更新という形式は、毎日少しずつ「楽園」との別れを惜しむような、静かな見送りの時間を与えてくれるものだ。
長年にわたって独自の世界観を育ててきた「楽園」が、Web増刊という形でどのような最終章を描くのか。5月末の最終更新まで、その一コマ一コマを見届けたい。