TVアニメ「灰原くんの強くて青春ニューゲーム」の追加キャストが明らかになった。ロックを愛するギター女子・本堂芹香役を、人気声優の愛美が担当することが発表されている。
本堂芹香は、作中に登場するギターを弾くロック好きの女子キャラクター。そのキャラクター性を体現する声として、愛美の起用が決まった形だ。愛美といえば、「ぼっち・ざ・ろっく!」の伊地知虹夏役でもロック系作品に縁のある声優であり、今回の役どころとの親和性を感じずにはいられない。
本作の原作はライトノベルで、社交不安を抱えたまま大学4年生まで来てしまった主人公・灰原ナツキが、なぜか高校入学1ヶ月前の7年前にタイムスリップするところから物語が始まる。いわゆる「強くてニューゲーム」系の青春やり直しもので、過去の後悔を清算しながら学校生活の頂点を目指すという、共感しやすい設定が読者の支持を集めてきた作品だ。
アニメーション制作はJinnan StudioとStudio Cometが担当し、TBSが放送に関わる体制となっている。Studio Cometはこれまで長年にわたりさまざまなアニメ制作に携わってきたスタジオで、その経験値がどのように活かされるかも気になるところ。Jinnan Studioとの共同制作という体制が、この作品にどんな映像的な個性をもたらすか、注目したい点のひとつだ。
原作ファンの視点から見ると、本堂芹香というキャラクターはヒロインたちのなかでも個性が際立つ存在であり、その声のキャスティングは重要な要素となる。愛美の持つエネルギッシュかつ感情表現豊かな演技スタイルは、ロック少女というキャラクター像と噛み合いそうで、期待感は高い。
タイムスリップ×青春やり直しというジャンルは近年のアニメでも人気が根強く、本作がそこにどんな独自色を加えるかが鍵になる。恋愛・日常系のジャンルに分類される作品ではあるが、主人公の社交不安という設定はリアルな共感を呼ぶ要素でもあり、単なるハーレム青春ものにとどまらない深みを持つポテンシャルを秘めている。
今後もキャスト情報や放送時期など続報が期待される段階にあり、さらなる詳細の発表を待ちたい。