「とある魔術の禁書目録」シリーズの最新アニメ「とある暗部の少女共棲(ITEM)」が、今秋放送開始予定であることが明らかになった。あわせて公開されたティザー映像では、音楽を井内舞子が担当することも発表されている。

井内舞子は「とある科学の超電磁砲」シリーズで長年音楽を手がけてきた作曲家であり、シリーズファンにはおなじみの名前だ。彼女がこの新作に参加することで、「とある」シリーズ特有のあの緊張感ある劇伴サウンドが本作でも受け継がれることになりそうだ。放送時期については秋クールとアナウンスされており、具体的な放送局や日程などの詳細は引き続き続報を待つ形となる。

本作の舞台は、超能力が一般科学として認められた近未来都市「学園都市」。その平和の裏側、いわゆる「暗部」と呼ばれる世界で活動する精鋭部隊「ITEM」の4人の少女たちを中心に描かれる物語だ。メンバーはAIM拡散力場を追跡する能力を持つ滝壺理后、爆弾と罠のスペシャリストであるフレンダ=セイヴェルン、窒素操作で防御を担う絹旗最愛、そして学園都市が誇るレベル5の一人、麦野沈利という顔ぶれ。アニメーション制作は「とある」シリーズを長年支えてきたJ.C.STAFFが担当する。

「とある」シリーズの本流である「禁書目録」や「超電磁砲」では、ITEMのメンバーは物語の重要な局面で登場してきた。特に麦野沈利は「超電磁砲S」で強烈な印象を残したキャラクターであり、彼女たちをメインに据えた作品がついに実現するという事実だけで、古参ファンにとっては感慨深いものがある。一方で、暗部という舞台設定上、シリーズのなかでも特にダークな展開が予想されるため、どこまで踏み込んだ描写をするのかという点にも注目が集まっている。

J.C.STAFFはこれまでのシリーズを通じてキャラクターの魅力を丁寧に引き出してきた実績があり、今回もその手腕が問われることになる。井内舞子の音楽がどのようにITEMの物語を彩るのか、そしてシリーズの世界観をより深く掘り下げるこの新作がどんな顔を見せるのか、秋の放送に向けてさらなる情報公開が待ち遠しい。