コミック電撃だいおうじVol.152でいよいよ連載スタート
本作は、2026年4月27日発売のコミック電撃だいおうじVol.152(KADOKAWA)にて第1話が掲載された。漫画を手がけるのは包実らっぷ。原作小説の持つ世界観を、どのようなビジュアルで表現していくかが早くも注目を集めている。
タイトルの「よって、初恋は証明された。」というサブタイトルからも、理系の空気感とほのかなロマンスが同居した作品であることが伝わってくる。数式や実験が日常に溶け込んだ高校生活を舞台に、青春とミステリーが交差する物語だ。
原作小説の魅力とコミカライズへの期待
原作は逆井卓馬による小説「デルタとガンマの理学部ノート」。タイトルに使われた「デルタ(Δ)」と「ガンマ(Γ)」はいずれも数学・物理学でおなじみのギリシャ文字であり、理系色の強い世界観が作品の軸となっている。科学部や理学部といった知的な環境を舞台にしながら、登場人物たちの初恋や人間関係を丁寧に描いていくスタイルは、理系青春モノとしての独自の立ち位置を確立している。
コミカライズにあたって気になるのは、科学的な描写と感情表現のバランスだ。理系ジャンルの漫画は、専門用語や実験描写が読者の入口を狭めてしまうケースもある。一方で上手く噛み砕かれれば、「知的好奇心」と「青春の感情」が重なる瞬間の描写は、他のジャンルにはない独特の読み応えを生む。包実らっぷがそのバランスをどう取るか、第1話の段階から注目したいポイントだ。
電撃だいおうじはKADOKAWAが展開するコミック誌で、ライトノベル原作のコミカライズを多数掲載してきた実績がある。原作ファンにとっても、本作を初めて知る読者にとっても、入りやすい環境が整っているといえる。
連載の進行とともに、単行本化やメディアミックス展開の動向にも引き続き注目していきたい。