先行カットに映し出された"その後"の世界
堀越耕平原作のアニメ「『僕のヒーローアカデミア』No.170+1『More』」の先行カットが、このほど公開された。公開された画像には、雄英高校ヒーロー科を卒業したかつての1-Aメンバーたちが集結した場面が収められており、それぞれが社会に出てプロとして奮闘する姿が垣間見える構図となっている。
タイトルの「No.170+1」は、原作コミックスの最終回にあたる170話の「さらに先」を意味するもの。つまり本作は、あの大団円の後に広がる世界を描く、いわば"エピローグ・アニメ"とも言うべき位置づけの作品だ。
「ヒロアカ」という作品について
「僕のヒーローアカデミア」は、人口の約8割が「個性」と呼ばれる超常能力を持つ世界を舞台に、"無個性"として生まれた少年・緑谷出久がナンバーワンヒーローを目指す姿を描いたヒーローアクション作品。堀越耕平が「週刊少年ジャンプ」で連載し、国内外に膨大なファンを持つ大人気作だ。アニメはボンズが制作を手がけ、長年にわたってシリーズを積み上げてきた。
その最終章のアニメ化も記憶に新しいなか、「More」はまさに"物語のその先"を描く特別な一作となる。
原作ファンが注目すべき理由
本作が特別な意味を持つのは、単なるファンサービス的な後日談にとどまらない可能性があるからだ。先行カットに映る元A組メンバーたちは、それぞれが独立したヒーローとして社会に根を張り始めている様子を見せており、「あのキャラクターはどんなヒーローになったのか」という長年のファンが抱き続けた問いに、映像として答えてくれる内容になりそうだ。
原作の連載終了後、読者の間では「もっと彼らのその後を見たい」という声が絶えなかった。そうした熱量に応える形で制作された本作には、制作陣の誠実さも感じられる。ボンズが積み上げてきたヒロアカの映像クオリティがそのまま引き継がれるのであれば、期待値は自然と高まるというものだ。
キャストやスタッフ、放送・配信時期といった詳細情報は続報を待つ必要があるが、先行カット一枚だけでも多くのことを語りかけてくる——そんな「More」の続報に、引き続き注目していきたい。