かめんとつ(Kamentotsu)による本作は、少年ジャンプ+で連載されていたユニークなコメディ・ラブストーリー。タイトル通り、ちょっと"キモい"けれど憎めないキャラクターたちが繰り広げる、ジャンルの枠に収まらない独特の空気感が持ち味だった。
個性派ウェブマンガの完結
少年ジャンプ+は、「チェンソーマン」や「SPY×FAMILY」といった大ヒット作を輩出してきたプラットフォームとして知られているが、一方でかめんとつ作品のような、尖ったセンスの小品を丁寧に育てる土壌も持っている。本作はその代表格のひとつといえる存在だった。
かめんとつといえば、独特のゆるさとシュールなユーモアを武器に、読者の間でカルト的な人気を獲得してきた作家だ。本作でもそのスタイルは健在で、"フリーキー"という言葉がそのまま作風を表すような、ほかでは味わえない読み味を提供し続けてきた。
連載終了が惜しまれる理由
大きな話題作というわけではないかもしれないが、熱心なファンにとって本作の完結は素直に寂しいニュースだろう。ジャンプ系の王道とは一線を画す、あのゆるくて不思議な世界観は、一度ハマると抜け出せない中毒性があった。
最終回がどのような形で物語を締めくくったのかは、ぜひ実際に読んで確かめてほしい。かめんとつ作品の次回作については現時点で情報はないが、この作家の新たな動向には引き続き注目していきたい。