「メイドインアビス 目覚める神秘」は、2017年のTVアニメ第1期、2020年の劇場版「深き魂の黎明」、そして2022年のTVアニメ第2期「烈日の黄金郷」に続く、メイドインアビス劇場シリーズの第1弾にあたる作品だ。
制作スタッフの顔ぶれ
監督は第1期から引き続き小島正幸が務め、脚本を倉田英之が担当。キャラクターデザインは岸田隆志(第1期から)と黒田結花(烈日の黄金郷から)が手がける。スタジオはKinema Citrusが続投しており、シリーズを通じた一貫したビジョンが今作でも期待できる布陣だ。
原作について
本作の原作は、つくしあきひとによるダークファンタジー冒険マンガ。2012年の連載開始以来、独自の世界観と容赦のない物語展開で多くのファンを獲得してきた。舞台は「アビス」と呼ばれる巨大な縦穴。孤児の少女リコは、探窟家として活躍した母の背中を追い、ロボットの少年レグと共にアビスの深部へと向かう。現在も「テイクコミック」で連載中で、2025年8月時点で14巻が刊行されている。
「烈日の黄金郷」の衝撃的な結末を受け、「目覚める神秘」ではリコたちの冒険がさらなる深部へと踏み込んでいく。原作既読者にとっては、あの先がどこまで描かれるのかが最大の関心事だろう。原作の密度を考えれば、劇場シリーズという形式がどこまでその濃度を再現できるかも見どころになる。
第1期からシリーズを支えてきたスタッフが揃い踏みで臨む今作、10月23日の劇場公開に向けて今後も続報が届くはずだ。