2013年にスタートした『xxxHOLiC・戻』は、CLAMPが手がける人気シリーズの続編として、長年にわたって連載を続けてきた作品だ。今回の予告は、その物語がいよいよ大きな山場を迎えようとしていることを強く示唆するものとなっている。

「最終決戦」とは何を意味するのか

CLAMPからの告知は「最終決戦」という言葉を用いており、これが単なる一エピソードの盛り上がりにとどまらず、作品全体の核心に迫る展開であることをうかがわせる。原作ファンにとっては、長年積み重ねられてきた伏線がついに回収されるのではないかという期待と、大切な作品が終わりに向かっているかもしれないという複雑な感情が入り混じる瞬間だろう。

『xxxHOLiC』シリーズを知らない方へ

『xxxHOLiC』は、CLAMPが2003年から連載した作品で、「壱原侑子」という謎めいた魔女のもとで働くことになった少年・四月一日君尋(わたぬききみひろ)が、さまざまな怪異や人間の欲望と向き合っていく、ダークファンタジー色の強い物語だ。幻想的な世界観と、CLAMPならではの緻密な伏線構造が高く評価されており、アニメ化もされた人気シリーズである。

続編にあたる『xxxHOLiC・戻』は、その後日譚として2013年に連載を開始。前作のラストから時間が経過した世界を舞台に、新たな謎と向き合う君尋の姿が描かれてきた。前作を読んでいるファンほど、細かな描写や登場人物の変化に深く感情移入できる構造になっている。

CLAMPといえば、『カードキャプターさくら』や『魔法騎士レイアース』など、数十年にわたって第一線で作品を生み出し続けてきた伝説的な創作集団だ。彼女たちが「最終決戦」という言葉を選んで発信したということは、それ相応の意味があると考えるのが自然だろう。長年この作品を追いかけてきた読者にとっては、今後の展開から目が離せない局面に入ったといえる。

続報や新章の公開タイミングなど、今後の情報に注目しておきたい。