本作は2018年のTVアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」に始まった「青春ブタ野郎」シリーズのアニメ版完結作であり、2026年10月16日より日本国内で劇場公開される。

シリーズ集大成となる物語

原作は鴨志田一(著)・溝口ケージ(イラスト)による電撃文庫のライトノベルシリーズで、2014年に第1巻が刊行。2024年に発売された第15巻が本編の最終巻となった。なお2026年10月9日には第2弾短編集の発売も予定されており、ファンにとっては劇場公開と時期が重なる嬉しいタイミングとなっている。

本作のタイトルはその第15巻と同名で、あらすじはこうだ。霧島澪と霧島塔子をめぐる真実が明らかになるなか、梓川咲太はすべてを決定づける選択を迫られる。麻衣、翔子、澪、そして塔子——彼女たちの未来を背負った、咲太の最後の思春期症候群が幕を開ける。

2018年から続いた「青ブタ」の歩み

アニメシリーズはTVシリーズ(2018年)、映画「ロードショー」(2019年)、2023年公開の2作品、そして2025年の「青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない」と着実に積み重ねてきた。制作はCloverWorksとAniplexが担当しており、一貫したスタッフ体制がシリーズの統一感を支えてきた。

今回公開された本予告は、これまでに公開されてきた各キャラクタービジュアルの後を受けて登場した映像であり、完結作に向けた情報解禁が本格化してきた印象を受ける。原作既読のファンならば、咲太が迫られる「選択」の重さは十分に理解できるはずで、どのような映像表現でその核心部分が描かれるのか、予告から目が離せない。

「青ブタ」が8年かけて紡いできた物語の答えは、2026年秋の劇場で明かされる。特別ビジュアルを含め、今後の情報公開にも注目していきたい。