豪華キャスト陣と制作スタッフが明らかに

今回公開されたPVでは、エンディングテーマ「Tilt」(harmoe歌唱)も初披露され、作品の雰囲気を存分に引き立てる仕上がりとなっている。

キャストは、長谷川育美がヒロインの二門春希役を担当するほか、土岐隼一が主人公・桐島隼人役、花井美春が桐島姫子役、春瀬なつみが御岳みなも役、泉ふくが村尾咲役をそれぞれ演じる。長谷川育美は近年数多くのヒロイン役を務めてきた実力派で、今回の春希役でもその魅力が遺憾なく発揮されることに期待が高まる。

スタッフ面では、徐川鋒が監督を務め、丘野塔也(デコ・アカオ)が脚本を担当。キャラクターデザインは倉橋ぬくるがSiso氏の原作イラストをもとに手がける。音楽は中西亮輔谷直貴、そして「うざい妹ちゃんはなんとかしてほしい」でも実績を持つ森田ゆりの3名が共同で担当する。制作スタジオはproject No.9が手がける。

「男の子だと思ってた幼馴染が美少女に」という王道展開の魅力

原作は2020年6月に小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載がスタートしたウェブ小説。その後、2021年2月にKADOKAWA・スニーカー文庫より書籍版が刊行され、大屋木那によるマンガ版も展開中と、メディアミックスが着実に広がってきた作品だ。

物語の主軸となるのは、田舎から都会の高校へ転校してきた桐島隼人が、7年ぶりに幼馴染の春希と再会するところから始まる。幼い頃、隼人は春希のことを男の子だと思って一緒に遊んでいたのだが、再会した春希はすっかり清楚で美しい女の子へと成長していた——という、甘酸っぱい誤解と懐かしさが入り混じる青春ラブコメだ。

ポイントは、学校では完璧な清楚系美少女を演じている春希が、隼人の前でだけ昔のガサツな素顔を見せてしまうというギャップにある。「外面と素顔の落差」というラブコメの鉄板フォーマットながら、幼馴染という関係性が生む独特の距離感と温かみが、原作ファンから高く評価されてきた部分だ。アニメでは長谷川育美がこの二面性をどう表現するのかが、大きな見どころになるだろう。

2026年夏クールは強力なラインナップが揃うなか、本作がどこまで存在感を発揮できるか。放送開始に向けて、続報に注目しておきたい。