吉原達也監督がコンテを担当したティザートレーラー

今回公開されたのは、プリアニメーション(本編映像に先行して制作された)ティザートレーラー。本作の監督を務める吉原達也がストーリーボードを手がけ、井上大輔と共同でユニット監督として制作した。

このティザーはMAPPAの15周年記念ラインナップ発表の場で披露されたもの。同発表では「チェンソーマン」のモバイルゲームの発表と、そのオープニングムービーの公開もあわせて行われた。オープニングムービーのストーリーボードおよびユニット監督は、ZUTOMAYOの「痛みを形に」MVなどで知られるNowokaが担当している。

「刺客篇」とはどんな作品か

「チェンソーマン 刺客篇」は、2022年放送のTVアニメ「チェンソーマン」、そして2025年公開の劇場版「チェンソーマン レゼ編」に続く、シリーズ最新作として2024年12月に発表された作品だ。

原作は藤本タツキによる集英社刊の漫画「チェンソーマン」。悪魔が跋扈する世界を舞台に、借金まみれの青年デンジがペットの悪魔ポチタと共にデビルハンターとして生きる姿を描くダークファンタジーアクションだ。ある日、信頼していた人物に裏切られたデンジは、悪魔の力を宿した存在——チェンソーマンへと変貌する。

原作第1部は2018年から2021年まで「週刊少年ジャンプ」にて連載。2022年7月から「少年ジャンプ+」にて開始された第2部は、2026年3月に完結している。

シリーズを通じて積み上げてきたスタッフへの期待

注目したいのは、監督の吉原達也の経歴だ。TVアニメ第1期ではアクション監督として作品を支え、「ブラッククローバー」ではシリーズディレクター(後に総監督)を歴任。「レゼ編」から本作の監督を務めており、シリーズの映像的な進化を誰よりも熟知している人物といえる。

今回のティザーはプリアニメーションという形式ながら、登場人物たちの動きと空気感はすでに本編への期待を高めるに十分な仕上がりだ。MAPPAが15周年という節目に満を持して送り出す本作が、シリーズの集大成としてどんな映像体験をもたらすのか——続報をしっかり追っていきたい。