恋に臆病なOL・伊織の前に、因縁の後輩が現れる

小紀田による新連載「またですか、森さん。~あざとい後輩女子に、略奪され続けています~」が、本日7月27日にマンガMeeにてスタートした。原作は橘しづきによる小説(エブリスタ掲載)で、集英社より刊行されている作品をコミカライズしたものだ。

主人公は、大学時代の失恋がトラウマとなり、なかなか新しい恋に踏み出せずにいるOL・伊織。彼女が所属する営業部には、誰とでも打ち解ける人懐っこい三田と、恋愛に興味がないと言われる"絶食系男子"と評される部のエースが在籍しており、そこに伊織の過去と深く関わる"あざとい後輩女子"が絡んでくるという構図が物語の核心を成している。

「あざとい後輩女子」というキーワードが刺さる理由

タイトルに冠された「あざとい後輩女子」という存在は、現代の恋愛マンガにおいてひとつの定番キャラクター像として定着しつつある。しかし本作が単なる"嫌な女キャラ"の物語で終わらないのは、その後輩が主人公のトラウマの"原因"でもあるという点だ。過去の傷と現在の職場が交差するという設定は、読者に単純な感情移入以上の複雑な引っかかりを与えてくれる。

原作小説がエブリスタ発というのも注目したいポイントで、一般読者から支持を集めた作品がコミカライズに至ったことは、それだけ物語としての強度がある証拠ともいえる。コミカライズを手がける小紀田がどこまで原作の感情的な機微を絵で表現できるか、そこが本作の評価を左右するポイントになりそうだ。

職場という逃げ場のない空間で、過去の恋愛トラウマと向き合わざるを得なくなる伊織の物語がどう展開していくのか、今後の更新が待ち遠しい。