「ヒモ」の正体は、誰も知らない冷徹な守護者
第28回電撃小説大賞の大賞受賞作を原作とするアニメ「姫騎士様のヒモ」が、ティザービジュアルとティザーPVを初公開し、2027年1月の放送開始を正式に発表した。
キャストはすでに発表済みのとおり、ヒモ男・マシュー役を諏訪部順一、紅の姫騎士・アルウィン役を小松未可子が担当。今回公開されたティザーPVでは、その二人の声を初めて確認することができる。制作スタジオはBLADEが手がける。
原作について
原作は白銀透によるライトノベルシリーズで、イラストは真嶋さきが担当。2022年2月10日より電撃文庫(KADOKAWA)から刊行が続いており、2025年5月時点で6巻まで発売中。第6巻は2025年7月10日に発売予定となっている。
また、KeyyangによるコミカライズがComicWalkerにて2022年9月より連載開始し、全3巻を刊行。その続編として山崎ちひろによる「姫騎士様のヒモ Act2」が2025年8月31日より連載中と、メディアミックスの展開も着実に広がっている。
「ヒモ」という見せかけの裏に潜む物語
舞台はダンジョン都市グレイネイバー。没落した祖国を取り戻すためにラビリンス攻略に挑む姫騎士アルウィンと、その傍らで酒や女に明け暮れる"ヒモ"のマシューという、一見アンバランスな二人が主人公だ。しかし物語の核心は、周囲の誰も知らない二人だけの秘密にある。マシューは表向きの怠惰な姿とは裏腹に、アルウィンのためならどんな汚れ仕事も引き受ける冷徹な守護者としての顔を持っている。
このギャップこそが作品最大の魅力であり、原作ファンの間では「マシューの本気を見たときの衝撃」が口コミで広がってきた作品でもある。アクション・アドベンチャー・コメディ・ファンタジー・恋愛とジャンルを横断する重層的な構成は、アニメ化によってどこまで映像で表現されるか——スタジオBLADEの手腕が問われるところだ。
諏訪部順一の低音ボイスがマシューの"表の顔"と"裏の顔"をどう演じ分けるかも、PV公開後から早くも注目を集めている。放送開始まで半年以上あるなかで、今後のキャスト・スタッフ情報や本PVの解禁が待ち遠しい。